先日、お風呂に入ろうと服を脱いだら、履いていた靴下の片方がどこにも見当たらなくて。まさか、そのまま洗濯機に入れてしまったのか…?いやいや、そんなはずは…と家中を探し回りましたが、結局見つからず。諦めて別の靴下を履いた数分後、脱いだはずのズボンの裾から、ひょっこり片割れが顔を出したんです。 一体どこをどう迷い込んだら、あんな場所にたどり着くのか。世の中には、私たちの知らない「謎」がまだまだたくさんありますね。
さて、そんな世の中の謎の一つに「急な体の痛み」も入るかもしれません。特に夜間や休日、突然の怪我に襲われた時、「どこに行けばいいの?」「この痛み、どうしたらいいの?」と、まさに迷子になった靴下のように、不安な気持ちになる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
夜22時過ぎ…中学生を襲った足首の異変
先日、当院に夜22時を過ぎた頃、緊急で電話があり、来院されました。部活動中に足首を捻ってしまい、痛みが引かないとのこと。見た目はよくある足首の捻挫に似ていましたが、慎重に確認する必要がありました。
私たちはまず、柔道整復師による**視診(目で見て確認)と触診(手で触れて確認)で詳細な状態を把握。さらに、当院に備え付けのエコー(超音波画像観察装置)**を使って、骨や靭帯の状態を詳しく検査しました。
その結果、診断はただの捻挫ではありませんでした。なんと、「踵骨前方突起骨折(しょうこつぜんぽうとっきこっせつ)」。かかとの骨の一部が欠けてしまう、足首の捻挫に合併しやすいタイプの骨折です。
早期対応が回復の鍵!その場で整復・固定
骨折と聞くと、多くの患者さんは不安に感じるでしょう。しかし、ご安心ください。私たち柔道整復師は、骨折や脱臼などの治療を専門とする国家資格者です。
このケースでも、骨折が判明したその日のうちに、適切な**整復(ずれた骨を正しい位置に戻す処置)と、患部を安定させるための固定(ギプス)**を施しました。
そして、治療後のことです。驚くことに、来院時は足を引きずっていた彼女が、**松葉杖なしで自分の足で歩いて帰ることができたのです。**これは、夜間にもかかわらず、すぐに来院していただき、迅速かつ的確な処置ができたからこその結果です。
急な怪我こそ「時間との勝負」です
今回のケースのように、特に骨折や脱臼、重度の捻挫などは、怪我をしてから適切な処置を行うまでの時間が、その後の回復に大きく影響します。
- 痛みの軽減: 早期に処置することで、無駄な炎症や腫れを抑え、痛みを和らげることができます。
- 早期回復: 適切な処置を早く行うことで、回復までの期間を短縮し、日常生活やスポーツへの復帰を早めることができます。
- 後遺症の予防: 放置してしまうと、関節の動きが悪くなったり、慢性的な痛みに繋がるなど、後遺症のリスクが高まります。
「どこも開いてない…」そんな時こそ当院へ!
「急に怪我をしてしまったけど、夜遅いから…」「休日で病院がどこもやっていない…」
そんな時でも、当院は24時間体制で急患の対応を行っています。
- 部活動中の怪我
- 日常生活での転倒・打撲
- 交通事故による怪我
どんな時でも、まずは焦らずお電話ください。専門の柔道整復師があなたの症状を丁寧に診察し、その場で最善の処置を行います。
怪我はいつ起こるかわかりません。しかし、もしもの時に「ここに頼れる」という安心感があれば、冷静に対応できるはずです。
急な怪我でお困りの際は、我慢せずに、いつでもお気軽にご連絡ください。
